首肩の凝りと頭痛、腰痛でご来院
以前はよく揉みほぐしなどにいかれていたそうですが、お子様が出来てから自身のケアもなかなか出来ない様子でした。
全体的に体の張りが強く、偏頭痛が慢性的にあるとのこと。
偏頭痛の原因には、ストレスのほかに首の凝りや側頭筋、三叉神経など様々な要因があります。
だからと言って、そこだけをケアすれば症状が改善するということでもなく、その原因を引き起こすものが全く別の箇所にあったりします。
特に首と背中は密接な関係があり、背中や腰を緩めるためには脚をケアすることがまず大切になってきます。

このように、姿勢や運動機能がどのように制御されているか、結果に辿り着くまでの原因を一つ一つケアしていく工程を、当院で行なっている筋膜整体では特に重要視しています。
木をみて森を見ずと言いますが、当院では木も見て森も見ていきます。
今回のお客様は、腰と前鋸筋の癒着が強く、猫背や巻き肩を誘発している原因を作っている感じでした。
前鋸筋はデスクワークの方に多く固くなっている筋肉ですが、ここが固いと胸郭が動かないために呼吸も浅くなって睡眠の質も低下します。

首の斜角筋とも少し繋がっている筋肉で、以前寝違えてからしばらく首が動かなくなったお客様がいて、この前鋸筋をケアしたことで首の症状を解決した実績もあります。
今回のお客様は、肩こりで特に原因になっていた肩甲挙筋も、緊張性頭痛を好発する原因です。

全身診せていただいて、日常の緊張が強く、背中や肩、首などの症状に繋がっていたかもしれません。

施術後は、首や腰、肩の可動域などにかなり改善が見られました。
ビフォーアフター
首肩可動域

腰可動域
前屈

背屈

あまり無理はぜず、またお身体辛くなったらいつでもお越しください^^
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※掲載にあたり、ご本人からご了承をいただいております。