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自律神経について

自律神経は、私たちの意思とは関係なく、心臓の鼓動や呼吸、体温調節、消化など、生命維持に欠かせない機能を24時間体制でコントロールしている「自動制御システム」のようなものです。
このシステムがスムーズに働いていると健康を維持できますが、バランスが崩れると心身にさまざまな不調が現れます。

自律神経を構成する2つの「スイッチ

自律神経は、正反対の働きをする**「交感神経」と「副交感神経」**がシーソーのようにバランスを取りながら機能しています。

交感神経(アクセルの役割)

活動している時、緊張している時、ストレスを感じている時に優位になります。心拍数を上げ、筋肉を緊張させ、体を「戦うモード」や「仕事モード」にします。

副交感神経(ブレーキの役割)

休息している時、寝ている時、リラックスしている時に優位になります。心拍数を抑え、消化液の分泌を促進し、体を「回復モード」にします。

自律神経が乱れる主な原因

現代社会では、交感神経が過剰に働き続け、副交感神経への切り替えがうまくいかなくなるケースが多く見られます。

精神的・肉体的ストレス

人間関係や仕事のプレッシャーなどの精神的ストレス、過労や騒音といった肉体的ストレスが長く続くと、交感神経が刺激され続け、バランスが崩れます。

不規則な生活リズム

自律神経は「生体リズム」と密接に関わっています。夜更かし、昼夜逆転の生活、欠食などは、本来休むべき時間に体が休まらない状態を作り出し、スイッチの切り替えを狂わせます。

ホルモンバランスの変化

自律神経をコントロールする脳の視床下部は、ホルモンの調整も行っています。そのため、更年期や思春期などホルモンバランスが大きく変化する時期は、自律神経も影響を受けやすくなります。

季節の変わり目や気圧の変化

急激な寒暖差(気温差)や気圧の変動(低気圧など)に対応しようとして、エネルギーを過剰に消費し、自律神経が疲弊してしまうことがあります。

整えるためのヒント

自律神経は意識的に動かすことはできませんが、「呼吸」を通じてアプローチすることが可能です。ゆっくりと深い呼吸(特に吐く息を長くすること)は、副交感神経を優位にする手助けとなります。

少しスマホを手放してみたり、ゆっくりバスタイムを取ったり、好きな音楽をかけティータイムを取ったり、1日の中で日常とは少し違う特別な時間を演出するだけでリラックスする時間は作れます。

「最近忙しくてなんだか毎日が一緒。。」

時には足を止めて、自分と語り合う時間を持ってみるのも良いかもしれません。