【保存版】筋膜とは?「第二の骨格」と呼ばれる理由。肩こり・腰痛との関係
こんにちは。静岡市葵区古庄の筋膜専門院なみのり整体です。
「マッサージを受けても、しばらくすると肩や腰が重くなる」
「ストレッチを続けているのに、身体の硬さがなかなか変わらない」
「痛いところを揉んでもらっても、すっきりしない」
このようなお悩みはありませんか?
肩こりや腰痛が続くと、つい痛みを感じる部分ばかりに目が向きがちです。
しかし、私たちの身体は、それぞれの筋肉や関節が独立して動いているわけではありません。
筋肉や骨、皮膚などの組織は互いに関係し合いながら、立つ・歩く・腕を上げるといった動作を支えています。
そのつながりを考えるうえで、注目したい組織の一つが「筋膜(きんまく)」です。
今回は、筋膜の役割や身体の動きとの関係、そしてなみのり整体が筋膜整体と運動療法を組み合わせる理由について、わかりやすく解説します。
筋膜とは?全身に広がる結合組織のネットワーク
筋膜は、筋肉を包んだり、筋肉同士の間に存在したりする結合組織です。
広い意味では、身体のさまざまな組織を支え、つなぐ結合組織のネットワークとして捉えられています。
筋膜は主にコラーゲンなどの成分から構成され、身体の形を支えたり、組織同士が力を伝え合ったりする働きに関係しています。
また、筋膜には感覚に関係する神経も分布しており、身体の動きや痛みを考えるうえでも研究が進められています。

なぜ「第二の骨格」と呼ばれるの?
筋膜は、身体のさまざまな組織を支え、全身に連続する構造を持つことから、「第二の骨格」と表現されることがあります。
ただし、これは筋膜の重要性を伝えるための例えであり、骨と同じように身体を支えているという意味ではありません。
骨格、筋肉、筋膜などがそれぞれの役割を担い、協調することで私たちは身体を動かしています。
筋膜のつながりは「全身タイツ」で考えるとわかりやすい
筋膜のつながりをイメージするなら、身体にぴったりフィットした全身タイツを想像してみてください。
タイツの一部分を引っ張ると、その周囲の生地にも張力が伝わります。
筋膜も身体の中で連続した構造を持ち、筋肉や周囲の組織とともに力を伝える働きに関係しています。
ただし、タイツの例えと実際の人体の仕組みは同じではありません。
例えば、太ももの筋膜が硬いからといって、それが直接肩こりを引き起こしているとは限りません。
身体の動きには筋肉や関節、神経系など多くの要素が関係しています。
大切なのは、痛む部分だけにとらわれず、身体全体の動き方にも目を向けることです。
このように、「痛みがある場所=原因の場所」とは限らないのが、筋膜の大きな特徴です。
局所だけをいくら揉みほぐしても、全身のつながりにある「引っ張りの原因」を解除しない限り、不調は何度でも繰り返されてしまいます。
筋膜が硬くなる、滑りが悪くなるとは?
筋膜について調べると、「筋膜の癒着」や「滑走性の低下」という言葉を目にすることがあります。
これらは似た意味で使われることがありますが、厳密には同じではありません。

筋膜の滑走性とは
身体を動かすとき、筋肉や周囲の組織は互いに位置を変えながら動いています。
このとき、隣り合う組織が滑らかに動ける性質を「滑走性」と呼びます。
筋膜を含む軟部組織の状態は、この動きに関係する要素の一つです。
筋膜の癒着とは
癒着とは、本来は分かれている組織同士が、瘢痕などによって結びついた状態を指します。
手術や外傷などの後に生じる場合があります。
一方、長時間同じ姿勢を続けたことや、身体が硬く感じることだけで、筋膜が実際に癒着しているとは判断できません。
日常的に感じる身体の硬さには、筋肉の緊張、関節の可動性、神経系の働き、活動量など、さまざまな要因が関係しています。
そのため、当院でも「硬い場所がある=筋膜が癒着している」と決めつけず、身体の状態を確認することを大切にしています。このような方はぜひ一度ご相談ください。
・肩こりや腰痛で、あちこち通ったが根本的な変化を感じられない
・一時的な気休めではなく、自分の体としっかり向き合いたい
・運動やストレッチの効果が出にくいと感じている
・10年後も軽やかに動ける体を作りたい
肩こりや腰痛と筋膜には、どのような関係がある?
筋膜には感覚に関係する神経が分布しており、筋膜を含む軟部組織が痛みや不快感に関係する可能性が研究されています。
肩こりや慢性腰痛の原因を筋膜だけで説明することはできませんが、当院では痛みや不調の原因の一つとして筋膜へのアプローチが有効な手段であることから、専門院として活動を続けています。
肩こりの原因として長時間のデスクワークによる活動量の低下、筋力や持久力、睡眠、ストレス、身体の使い方なども症状に関係する場合があります。
また、同じ腰痛でも、腰を反らすとつらい方、前かがみでつらい方、長時間座っていると痛くなる方では、身体の状態が異なることがあります。
当院では、最初の問診や検査でどのような動作で症状が現れるのかを確認することをしっかり確認することを大切にしています。
なみのり整体が「痛いところだけ」を施術しない理由
なみのり整体では、肩こりや腰痛がある方でも、痛む場所だけを集中的に施術するとは限りません。
例えば、腕を上げる動作には肩関節だけでなく、肩甲骨や胸郭の動きも関係しています。
腰痛であれば、前かがみや立ち上がりの動作には、腰だけでなく股関節や下肢の働きも関与します。
そのため、当院では姿勢や関節の可動域、筋肉の働き方などを確認し、身体全体の動きを見ながら施術を組み立てていきます。
① 身体の状態を確認する
痛みが出る動作や生活習慣を伺い、関節の動きや筋肉の働き方などを無理のない範囲で確認します。
同じ肩こりや腰痛でも、身体の状態は一人ひとり異なります。
施術前後には、腕の上げやすさや前かがみの動きなどを一緒に確認し、身体の変化を確かめることも大切にしています。
② 筋膜整体で身体の動かしやすさにアプローチ
当院の筋膜整体は、強い力で骨を鳴らしたり、痛みを我慢しながら無理に押したりする施術ではありません。
手や指を使い、筋膜を含む筋肉や周囲の軟部組織へ、身体の状態に合わせてアプローチします。
施術によって筋肉の緊張感が和らいだり、関節を動かしやすく感じたりする方もいます。
効果の現れ方や持続には個人差がありますが、多くの方から「楽になった」「他との違いを実感できた」など嬉しいお言葉をいただいております。
③ 運動療法で「使えていない筋肉」にも目を向ける
なみのり整体が大切にしているのは、筋肉を緩めることだけではありません。
身体を動かす際には、ある筋肉が過剰に緊張している一方で、十分に働いていない筋肉もあります。
こうした筋肉の働き方を確認し、必要に応じて運動療法を組み合わせています。
例えば、股関節を動かす運動や、お尻の筋肉を働かせる運動、肩甲骨周囲の動きを引き出す運動などです。
目的は、特定の筋肉を無理に鍛えることではなく、「使えてない筋肉を使えるようにして」、頑張りすぎている筋肉の負担を減らすことです。
「緩める」だけでなく、「自分の力で動かせる身体をつくる」。
これが、なみのり整体の考える身体づくりです。
筋膜リリースについて、よくある質問
Q. 筋膜リリースは痛いほど効果がありますか?
強ければ効くというものではなく、痛気持ち良く力が抜ける状態に導く状態がベストです。
筋膜は癒着が強い部分は弱い力でも十分効く特徴があり、可動域の改善や不調の完全などに効果も期待できます。
Q. 筋膜整体を受ければ、肩こりや腰痛は再発しなくなりますか?
慢性的な不調には、日常生活での身体の使い方や活動量など、様々な原因が関係するため、
これまでの体の状態、コリや痛みの強さによって、症状が改善していく回数や期間に差があります。
痛みや不調の戻りを少なくするためには、セルフケアや日常生活での体の使い方も大切になっていきます。
当院では、施術後にセルフケアやおすすめの運動についてもお伝えして不調の戻りにくい体づくりへのアドバイスも行なっています。
Q. ストレッチと筋膜整体は何が違うのですか?
ストレッチは主に身体を動かしたり、筋肉や周囲の組織を伸ばしたりする方法です。
一方、筋膜整体では施術者が手を使って硬くなった筋膜の結合組織へ徒手でアプローチします。
どちらか一方が必ず優れているわけではなく、身体の状態や目的に合わせて考えることが大切です。
まとめ|10年後も動ける身体を目指して
筋膜は、筋肉や周囲の組織を支え、身体の動きに関係する大切な結合組織です。
しかし、肩こりや腰痛などの慢性的な不調を、筋膜だけで説明することはできません。
だからこそ、なみのり整体では筋膜へのアプローチに加えて、関節の動きや筋肉の働き方、日常生活での身体の使い方にも目を向けています。
その場の心地よさだけで終わらせず、これから先も自分の身体を動かしていくために。
10年後も、今のように動ける身体へ。
静岡市で慢性的な肩こりや腰痛にお悩みの方は、なみのり整体へお気軽にご相談ください。