その肩の痛み、“インピンジメント症候群”かもしれません
「腕を上げると肩が痛い」
「夜、肩の痛みで目が覚める」
「服を着替えるときに肩がズキッとする」
そんな症状でお悩みではありませんか?
もしかするとそれ、“インピンジメント症候群”かもしれません。
インピンジメント症候群とは?
肩峰下インピンジメント症候群と呼ばれ、上腕骨と肩峰の間に腱板の一部(棘上筋)や肩峰下滑液包などが挟み込まれ、繰り返して刺激が加わると滑液包に浮腫や出血が起こります。
特に、腕を肩の高さまで上げた時に痛みを感じることが多いです。

これは、野球やテニスなどのスポーツだけでなく、デスクワークや子育て、家事のような日常動作の繰り返しでも起こる症状です。
原因
- 肩の使いすぎ:野球やテニスなど、肩を酷使するスポーツや、重いものを持ち上げたり、腕を繰り返し上げる作業を伴う仕事などが原因となることがあります。
- 姿勢の悪さ:なで肩や猫背など、肩甲骨の動きを制限する姿勢は、肩の関節の動きを悪くし、インピンジメントを引き起こしやすくなります。
- 加齢変化:加齢に伴い、肩峰下に骨棘ができたり、腱板が弱くなったりすることで、インピンジメントが起こりやすくなります。
放っておくとどうなるの?
初期は違和感や軽い痛みだけですが、放置すると炎症が悪化し、
- 夜間痛(夜寝ているときの痛み)
- 可動域の制限(肩が上がらなくなる)
- 五十肩のような固まり
に進行することもあります。
早めの対処がとても大切です。
整体でできるアプローチ
当院では、インピンジメント症候群の原因となる
- 肩関節周囲の筋膜の癒着や緊張
- 肩甲骨や背中の可動性の低下
- 姿勢不良による肩の圧迫
などにアプローチし、痛みを根本から改善する施術を行っています。
また、ご自宅でできるストレッチや姿勢のアドバイスもお伝えしています。
まとめ
インピンジメント症候群は、「ちょっと肩が痛いな」と感じたときがケアのタイミングです。
早めに対応すれば、長引かせずに済む症状です。
肩の痛みでお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。